すぐにつぶれそうな、ダメな飲食店・カフェによくある特徴の「あるあるネタ」をまとめました。
当てはまる「あるある」が多い店は、潰れる確率が高いので要注意です!
この記事を書いている私は、元飲食店経営者で経営コンサルの国家資格「中小企業診断士」でもあるダメ飲食店改善ディレクターのヒロサワです。
直近では社長として負債7億円で赤字経営だった、つぶれかけカフェを利益1100万円稼ぐ繁盛店に立て直しました。
さまざまな試行錯誤をしてきたので、成功と失敗の経験をたくさんしています。
もし、当てはまる「ダメ飲食店あるある」が5個以上あってもつぶれていない店があったら、大学生の人気就職先ランキングで、商社、マスコミ、公務員を差し置いて、ワタミがダントツで1位になるくらいありえないので、視察するためにぜひ教えて欲しいです。
社長時代のリアルな実体験なので、飲食店の経営者に共感してもらえるハズ!
ダメ飲食店あるある:客の食べ残しを無意識で捨てる
注文した料理をほとんど食べずに帰ってしまうお客ってたまにいますよね?
お客が残した理由を考えることもなく無意識で捨てている店は、お客においしい料理を提供したいという意識が不足しているのでお客が離れていきます。
詳しくはダメ飲食店あるある:客の食べ残しを無意識で捨てるをご覧ください。
ダメ飲食店あるある:売れ残りを捨てずに従業員に持ち帰らせる
アルバイトで働いている立場ならデメリットはないし、食材を無駄にしていないので、従業員にも地球環境にもやさしいお店って思いますよね?
でも、経営的には問題のある行為なので、いずれつぶれてしまいます。
詳しくはダメ飲食店あるある:売れ残りを捨てずに従業員に持ち帰らせるをご覧ください。
ダメ飲食店あるある:グルメサイトで数十円引きクーポンを発行
学生客の多いマクドナルドの少額クーポンでさえ微妙なのに、50円未満の割引クーポンを自分のプリンターで印刷させられるなら、印刷代と手間がかかるので誰も利用しません。
詳しくはダメ飲食店あるある「グルメサイトで数十円引きクーポンを発行している」をご覧ください。
本記事をベースした記事をダイヤモンド・オンラインに寄稿しています。
基本的な内容は同じですが新たに加筆修正しているので、よろしければこちらも読んでみてください。
ダメ飲食店あるある:おかわり無料のホットコーヒーがまずい
昭和感のある喫茶店やドリンクバーのないファミレスにある、おかわり無料のホットコーヒーがおいしかった試しがないですよね?
しかも、アイスコーヒーやカフェラテは無料対象外だし。
おいしいコーヒーを提供するために、おかわり1杯ごとに豆を挽いて淹れると原価率は倍増するので無料にするのは難しく、ドリップ式のコーヒーマシンと安価な豆ならば原価は抑えられるけれど、作り置きで余ったコーヒーは味が落ちてまずいので、お客にとっては悪い印象しか残りません。
詳しくはダメ飲食店あるある「おかわり無料のホットコーヒーがまずい」をご覧ください。
ダメ飲食店あるある:原価をケチりすぎ
注文して運ばれてきたメニューが「原価率を死守するために食材の分量を減らしすぎたメニュー」だったとき、なんとも言えないわびしい気持ちになりますよね?
店の売上を増やすにはリピーター客を作ることが重要なのに、店の都合だけで作られたメニューを食べたお客は不満に感じるだけでリピーターにはなってくれません。
詳しくは関連記事:ダメ飲食店あるある「原価をケチりすぎ」をご覧ください。
ダメ飲食店あるある:ビール会社の販促ポスターを貼っている
個人経営の町の中華屋や居酒屋などに行くとよく見かけます。
壁の汚れを隠したり、整理整頓が苦手だったり、店のこだわりがないなど、マイナス要素があることをお客に宣伝しているようなものです。
詳しくは関連記事:ダメ飲食店あるある「ビール会社の販促ポスターを貼っている」をご覧ください。
ダメ飲食店あるある:ソフトクリームメーカーがある
気温の高い暑い日にしか売れないにも関わらず、真夏日の暑すぎる日は機械の調子が悪くなり、ドロドロのゆるいソフトクリームしか出てこないことも実はあります。
1日にたくさん売れる店でない場合、ソフトクリームの機械は洗浄時に残った原材料の廃棄ロス、排熱で室温上昇、設置場所の占有など、デメリットがあります。
詳しくは関連記事:ダメ飲食店あるある「ソフトクリームメーカーがある」をご覧ください。
ダメ飲食店あるある:生ビールのサーバーがある
日本人は生ビールが好きなので、経営のヘタな人はビールサーバーを導入しがちですが、ビールはもともと原価率が高く、メンテナンスが毎日必要なので、経営的にはクセモノです。
詳しくは関連記事:ダメ飲食店あるある「生ビールのサーバーがある」をご覧ください。
ダメ飲食店あるある:トイレがくさい
飲食店の客用トイレを見ると、その店のレベルが色々とわかります。
「お客には快適に過ごしてほしい」という意識がない店だと、トイレ清掃が手抜きになっているので、他の料理や接客も期待できません。
詳しくは関連記事:ダメ飲食店あるある「トイレがくさい」をご覧ください。
ダメ飲食店あるある:整理整頓ができずにモノがあふれている
お客から見える客席周辺にまで備品や食材があふれている個人経営の店をたまに見かけますよね?
整理整頓は仕事の基本なのに、それができていない店はいろいろと問題だらけです。
詳しくは関連記事:ダメ飲食店あるある「整理整頓ができずにモノがあふれている」をご覧ください。
ダメ飲食店あるある:メニューが多すぎる
一見すると「お客思いのいい店」だと思われがちですけど、客にも店にもデメリットが大きいです。
お客はどれを選んでいいのか迷わされるし、店は自信のない表れと見られたり、食材の管理難しくなるので原価率を悪くしています。
詳しくは関連記事:ダメ飲食店あるある「メニューが多すぎる」をご覧ください。
ダメ飲食店あるある:フリーWi-Fi を導入する
お客の利便性は良いですが、店の経営的にはデメリットばかりです。
フリーWIFIがあるからと言ってお客はほとんど増えず、仮に増えたとしてもネット利用だと滞在時間が長い割には客単価は低くなるので、業績アップにはつながりません。
詳しくは関連記事:ダメ飲食店あるある「フリーWi-Fi を導入する」をご覧ください。
コメント